プログラミングを独学で勉強することは可能?
「プログラミングを学習してエンジニアになりたいけれど、スクールに通うお金がない」
「テキストやサイトを参考にして独学でプログラミングができるようになりたい」
IT化が進む現代社会。プログラミングを独学で学んでエンジニアとして活躍したいと思っている人は決して少なくありません。
そこで今回は、独学でプログラミングを身につけるために必要なものと勉強法について解説していきます。
プログラミングを独学で勉強する前に目標を決めよう
一口に「プログラミング」といっても、何を達成したいかによって学ぶべき言語が変わります。
「SNSやWebサイトを開発・運用したいならRuby」「AI(人工知能)の開発をしたいならPython」など、それぞれ目的によって適している言語や技術が異なるので、ある程度具体的な目標を持って勉強すると効率的です。
「とりあえずプログラミングを勉強したい!」という気持ちだけで独学を始めると迷走しがちなので、あらかじめ”自分がプログラミングを通してどんなものを作りたいのか”を考えて、その目標に必要な言語を調べて実際に学んでいくことをおすすめします。
プログラミングを独学で勉強するために必要なもの
まず、パソコンとインターネット環境(Wi-Fi)は、プログラミングを独学で勉強するために必要不可欠です。
機能性に優れたタブレットであればプログラミングは不可能ではありませんは、本格的に腰を据えてプログラミングを独学で学ぶつもりであれば、やはりPCの方が作業しやすいと言えます。
インターネット環境(Wi-Fi)は、環境構築や情報収集などを行う際に必要です。できるだけ通信が安定していて、なおかつ通信速度が速いインターネット回線を用意すると、ストレスなく作業を行えます。
さらに、ソフトウェア面でいうとテキストエディタやIDE(統合開発環境)などの用意も必要です。
テキストエディタは、簡単に言えばプログラムコードを記述するためのエディタのこと。
IDE(統合開発環境)は、「Integrated Development Environment」の頭文字をとったもので、一般的にプログラミングに用いられるテキストエディタやコンパイラ、デバッガなどのツールを統合したソフトウェアのことを言います。
プログラムを書く・実行する・不具合の箇所を見つけるなどの動作が1つのソフトウェアでできるので、プログラミングを本格的に学習したいのであればぜひ触れておきたいもの。
IDE(統合開発環境)の代表例としては、Javaの開発元であるOracleが提供している「Net Beans」や、PHP・Ruby・Pythonなどをサポートする「Ecripse」、iOSアプリの開発に使われる「Xcode」などがよく使われています。
プログラミングの独学でつまずいた時、誰に頼ればいい?
独学でプログラミングを学習する場合、本を買って読んだり、動画やネットの情報を参考にしたりする人が多いと思います。
しかし、プログラミングの用語や基本的な技術は本や動画でも吸収できるかもしれませんが、学習中に多くの人が「ネットで調べても疑問が解決しない」「エラーの原因がわからない」といった壁にぶつかります。
ひとつずつ地道に解決していくことも不可能ではありませんが、時間と労力をかかるととても効率的とは言えないでしょう。
一生懸命解決方法を探しても、答えが見つからずにそこでプログラミングの独学を諦めてしまってはもったいないですよね。
プログラミングを教えてくれる人が周りにいないのであれば、独学よりもプログラミングスクールに通った方が効率的です。
実績があり信頼できるプログラミングスクールでは、レベルに合わせて担当者が指導をしてくれますし、質問があれば納得するまで聞くことができます。
近くに教室がなくても、今はオンラインでプログラミングが学べるプログラミングスクールがたくさんあるため、ぜひ選択肢の一つとして検討してみてはいかがでしょう。
基礎から応用まで学べる
40代男性